不死鳥が飛んだ日

あけましておめでとうございます。
DDには既に5日から現場始めが待ち受けており、気楽な気持ちで楽しみに行くつもりがどうもそうは問屋が卸さない状況らしく、そこで飲み込まれる前に残しとかなきゃならないなあって年末のことをぽちぽちします。かつて見たかったのに見られなかった景色をすべてそのままとは言わないまでも見ることができた喜び、これに尽きる。そこでは不死鳥が飛んでたんです。


12月30日!4人になったKAT-TUNお披露目の京セラさんにおじゃましてきました。
今更私がどうこう言える立場じゃないの心の底からわかってるんですけど、生のKAT-TUN見るの初めてだったので、そう、あんなに好きだったのに諸事情でライブに行くことができないままだった私の初かつんだったので、残します。多くの人がもっと前に経験したはずの感情を経験してきて、今更過ぎる感は否めませんが。

ほんの10日ほど前にAのひとのにも行ってすっきりしたし、4人になってある意味開き直った感がなんだか受け入れられるわぁとか最近はなんとなく、それでも怖いなあと思いながら厨*1は恐る恐る向かったんですが、まず入って、ぶわぁっと開けたドームの会場にたくさん椅子があって(1階スタンドだったけど割と後列だったから全体が見えた)、メンステの上にKAT-TUNって文字が六色にきらきら光ってて。それを開演まで暫くひとり眺めていたんだけど、ああやっぱり、このユニの何より残酷なところは、ユニが自称するたびに誰かがいた証を見せつけることになるということだなっておもうと途端にぶわっと、私はこの景色を、この景色の中にじたんがいる状態で見ることになる未来があるって信じながら地方でしがない茶の間をやっていたのに、どうして今...っておもったらもう、なんだか堪らなくて。誰が悪い何が悪いとかじゃなくて、ただただ事実が悲しいだけなんだけど。それでまあ開演前にひとりしんみり、お隣さんが帰ってきてからちょっとおしゃべりしつつ「あー私絶対泣くんですけどwwww(既に泣いてる)」とか言ううちにバッと照明が落ち、なんのBGMも無い中真っ黒で金ふち?みたいなコートに身を包んだ4人が登場して4つだけのスポットライト。そうだな...あれはお葬式だなって思った(笑)うえだくんの、「もう過去は振り返らない、前だけ見て進む」ってのがなんだか切なくて、ああもう駄目だ~~~~冒頭から駄目だ~~~~~ってハンカチ探した。泣くならハルカかピーフルだと思ってたんだよ個人的には。思いのほか冒頭だった。

その挨拶超えてギミラー始まったんだけどいきなり炎!水!と特効大盤振る舞いで、うわぁぁぁぁこれが、これがカツンだ!!!!私が見て育ったコンサートだ!!って思うと興奮のほうが勝って。水がブシャーしてた時は薮Pを!!薮Pをここへ!って思いつつ。そこからはもう圧倒の連続。わたしが思ってたコンサートってこういうもの、が、まさに目の前で起こっていて、それは正直、ここ一年入ったさまざまなコンサートでは感じ得なかった感動。縦横に走る水や炎、縦横無尽に動くステージ、本人たち。時に踊り、時に手を振り、しかしほとんど特定のうちわに反応するとかではなく、自分の団扇をみて、近づいたとしてもそれはふれあいに行くのではない、自分を見せに行っている、そんなふうにみえた。

歴史振り返りコーナーは、十周年でもないと見れないと思ってて、だから十周年は行きたいとか思ってたらまさかのここでやってくれて、初めてのKAT-TUNにして、ずっと生で聴くこと見ることを望んでた曲、レッサンもだけどDRIVE ME~、ファイオー、オリブル、ノーマタ、GOLD、ネバアゲ...って挙げてたらキリがないけど、そんなのばかり聴けて、こんな恵まれてていいのか!?!?と。もちろんツキノミチも絆も。MOONも、ウィルビーもYOUも。どんぴしゃ好きだったのばかり。本当に贅沢だった。実は前日、リアフェコン見てたので、リアフェOPの衣装も昨日見たそのままやん!!うわぁ!って。幸せでした。ここからずっと、ありがたき幸せ~って感じのほうが多くて、泣くどころではなかった。あと五人になってからを聴けるようになった初めての曲が勇気の花なんですけど、それもここで聴くことができて当時のまた新鮮だった3月の気持ちを思い出して、それはそれでなんだかしんみり。懐かしくなりました。

そして特筆すべきはphoenix!!!
過去を振り返る懐かしいお祭りモードは何処へやら。オレンジの燃える羽が画面に映し出されたと思ったら真ん中が開いて中から4人が。上からは火花。十字模様だった花道は炎の十字架に変わり水もあり、何がなんやらとにかくカッコいい曲と圧倒的な演出で、新しいかつんが、ちゃんとKAT-TUN!この人ら自分で過去燃やして復活してる!クッソカッコいい!!しか出てきませんでした。ほんっとあれは圧巻。あ~DVD出たら欲しくなるんだろうなァ....なんとしてでももう一回見たいし、これがKAT-TUNやねん!ってステマしたいもん。とりあえずはシューイチに期待します。


冒頭でも言ってるけど、KAT-TUNのコンサートがKAT-TUN過ぎて。最高だった。だからこそこの世界の中で私は自担というものを隅から隅まで双眼鏡ロックオンしてみたかったなって脳裏によぎることもあったけど、今は今でしかない。ので。100%の道じゃなかったけど、わりと、平気でした。4人が見せてくれた思い出を、夢を、過去を、未来を、忘れないでおこうと誓った2013年の終り、ジャニヲタとしての後悔回収、最終段階終えました。


そういえば思ったよりハイフンハイフン言われて恥ずかしかったなww
亀がハイフン大好き的なこというと、ハイフンって可愛いフランス人形の名前なんじゃないかみたいな意味不明な錯覚に陥りました。あと水柱で一本だけ水が斜めに上がって斜めに落ちちゃってた噴水口があって、田口がめっちゃかっこいいダンスした後止まった瞬間その水を真上から被ってて寒かったろうなあ...それはそれでいくら二次元的にかっこよくなっても田口なんだなあと安心?したけどw31日では直されてたのだろうか。気になる。
MCの、15枚目のシングルなんでしょう?っていうのでみんな割と10枚目(RESCUE)以前の曲を答えててそんな、そこまで行くのに本人実感として15枚分出したくらいの長さがあるんだなあなんてしんみりしたり。4人にとって5人期間とはなんだったんだろう。ラップはうま~く曲が編集されてて時にぶつ切り寂しかったけど、だれも代わりを務めることはできないってこういうことか、それはそれで、ちゃんといた証になる残されるって思うとそれはそれで嬉しいとか。
思いは尽きないけれど、私自身も過去を過去にすることができる場でした。はー楽しかった!ありがとうございました!

*1:最近なんでも厨って言っとけば良いんじゃねみたいな風潮ある、ヨクナイ。