待ってた。


いい加減昔の感情を引っ張り出す癖は鬱陶しさにしかならないとわかってるんですけどちょっとだけ話させてくださいね。


高校の時、「普通のやつには普通の結果しかついてこないんだよ」って言われたのがすごく残ってる。だからお前らは超越しなければならない、って。そのときすんごくひっかかって。普通ってなんだ?と。未だに覚えているくらい。いろんなことに制限があった。恋愛もお洒落も遊ぶ時間も私語も趣味も睡眠も。時間がとにかくなかった。それはすごく不器用で効率の悪いやり方だと思ってたんだよ。効率よくやればこんな苦しまなくてもうまく生きてけるでしょう、と。世間にはそういうひとがたくさんいるはずだと。確かにわたしは出来が良くないからやった分は力になったと思うけど。全部ただただ従順に真面目にやって真面目な結果を残す人に何の価値があるのかわかんなくて、でもよそではそれが評価されてて、それがよくわらんかった。頭カタイなーって。この人たちに、無理矢理やらせるじゃなくて自主的にやること、やる環境をつくること、精神でいることで、効率化と伸びが期待できるってことをなんとか理解して欲しかったんだよねえ。そのほうがかっこいいなって。



だから、ふまくんみたいに自分で強い意志を持って、ぜんぶ両立して、粘って勝ち取ったのすっごくかっこいいとおもって。
この子は私なんかには到底できないことをやってる!日本のどんな受験生もできないことをやってる!って。
そんでそれは結局順応せざるを得なかった(そのほうが精神的にラクだったから)わたしがその時本当はしたかったいわゆる『かっこいい生き方』そのものなんだなっておもって。
まさかその、わたしがしたかったことをやってのけるジャニーズが現れるなんて思ってなかったから。ふまくんが受験受験と言い始めた春から、なんとなくこの子はやるだろうしほんとにやり遂げたら死ぬほどかっこいいなって思ってて。ふまくん自身、もそうなんだけど、そういうメンタルと思考を持ったひと、の登場をたぶんわたしは高校でもやもやを感じたときから待ってたのかもなあって。それがふまくんでほんっとよかった!!だからわたしは、ふまくんを待ってたのかもなあなんて思った。宇宙一かっこいいの由来はここにあるのかもしれない。