いつか“あの夏”になる“この夏”の話

風 is a Doll?にいってきたよ!!
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読みやすさとか何も考えず、思ったことをすべて書き連ねて行ったらこうなりました
ちょっとずつ書いていったので文体もばらばらだしw
最後に行くにつれて暑苦しくなってくるのはリアルさを重視しているということでひとつ。


やっぱり風 is (an) Idol!でした。




正直、本当にごめんね、ふうまくんのこと大好きだったけど、画面上紙面上の言葉ではなくて直接目の前の風磨くんから、アイドルとしてやってく気概のようなものを感じられる瞬間があるなんて今まで思って無くて。
だけど、アイドルだった。
Idolって、本来は偶像の意味だって考えるとなんだかアイロニックですが、そうじゃなくて。
偶像としてのアイドルじゃなくて。
風磨くんらしく、それこそ、人形が心を知るように、アイドルという職業に菊池風磨という人間を重ね合わせていった結果生まれたアイドルの形がみえたというか。俺らしくいたい、ってきっと本来のふうまくんにあるものと、それと対極に近い「私」をある程度抑えなきゃいけないであろうアイドルって職業の歯車が、不思議なくらい綺麗に噛みあうようになってた。そんな魅せ方になってた。憧れの形やりたいこと全部つめこんで、人形が心を知ってく中で表現されるものも、仲間との関係性も、コントも、曲の選択もバンドも、オーラスの号泣も、それが全部、他の誰でもない、菊池風磨というアイドルの大正解だったんですよね。
ああ、風磨くんは風磨くんでありながらこんなにもアイドルなんだなって思った。
らしさを追求してアイドルを降りたひとが好きだったから、この感覚がめちゃくちゃ不思議で。
好きになってよかったって、ひたすら思いました。
何からまとめていけば良いんだろうって迷うくらい最高で、一瞬も逃したくなくて、忘れたくない。
とにかく、ふうまくんのこと、好きになってよかったそんなライブ、否、コンサートでした。
オーラス、2015年8月5日17時からの2時間半なんてもう、TDCホールは世界で一番愛と熱気がみちみちてた空間でした。

印象深かったのは、歌うときの表情がちょっと変わってたこと。歌い上げる曲はスタンドマイクが多かったってこともあったと思うんだけど、絞り出すように下向いて歌う歌い方じゃなくて、ほぼ終始正面や上を向いてた。で、高い音で伸ばすようなときはちょっと上向いて、顔のパーツが真ん中にくしゃってなって、口が横ににかって開く。例えばひかりのまちのサビ、「舞い降りてくる」の「舞い」、「目に染みいる」の「目」とかそういうところ。この表情今まであまり見たことなかったと思うのだけどどうでしょう?これ、一瞬めっちゃバブくなってめちゃめちゃ愛しいし、その歌い方で出てくる声は、高くてどうしても張っちゃいそうな音でも、どこか柔らかさがあって。練習したんだなあ。まだまだ進化してくんだなあ。早くテレビで見たいね。


OP
開演前に流れてる曲、聞き覚えある・・・!って言ってたらお友達が、「イエゴで女の人が足広げて歩いてるとこの曲!」って言っててドンピシャでした。ふうまくんが決めたのかスタッフさんが用意したのかわからないけど会場に入っただけでこれだから抜かりないわ...
そして始まる風 is a doll?のストーリー。
ボロボロのがらくたのように捨てられた8体の人形怪盗団が人間の心を盗もうとする。
今日はその前日の決起集会の日だということでParty up!


1.Party up!
例のソファがマンションの中段にあってそこから登場。衣装は例のスタジャン。間奏でマンション内歩きながらJr.紹介するんだけど、ひとりひとりのとこに歩いて行ってて今からこの仲間とやるんだ!っていうのが出てた、と思う。マンション最下段まで降りてきてみんなでダンス。あそこあのメンバーでやると死ぬほどかっこいいね...最後はマンション個室にひとりひとりはいって後光。ここ、人形が箱詰めされてディスプレイされてるみたいだった。


2.FaKe
箱詰めから出てきてスタート。FaKeも昔は切ないイメージがどうしてもあったけど、全然そんなことなかったなあ。


3.D-MOTION
私の第一関門だ!って身構えたんだけど、ここまで真顔だった風磨君がここで初めて、音に乗りながらJr.と顔合わせてにこって楽しそうに笑ったんです。このとき、ほんとにこの曲好きで選んで、楽しく歌ってくれてるんだって思って。正直この曲に良い思い出なかったから、上書きしてくれたみたいで嬉しかったです。まさに、「君の笑顔があるからいんじゃない?」。最後の「時を」は二回とも後ろ向いて腕を時計の針のようにチクタク動かす。お人形さんみたい。


4.ひかりのまち
スタンドマイク登場だったかな。ここで初めて例の歌い方になってるって、知らない曲の知らない風磨くんにドキドキ。モニターにアップで抜かれた時気づいたんだけど、目尻にちょっと跳ねる線が・・・!?


5.Will be all right
歌い始めた瞬間会場がちょっときゃーってなる。なるよね。私もその一人でした。頑張ってる君の目が世界中に輝いて、、、なんていま歌われたら死ぬと思ったけど、まあたしかにもう我慢できなくて泣いちゃったけど、どちらかといえば、ふうまくんに向けた歌詞みたいに聞こえた。歌い方もやわらかかったな。「遠くへ」なんてめっちゃ響いてた。他の誰でもない確かにふうまくんの声でした。ペンライト左右に大きく振りながら、嬉しくて楽しくて。それでも心の中でぶつぶつラップを歌ってしまったのはもはや性である。


6.rouge
窃盗団は恋心を盗むのもお手の物。だけど、盗むまでが彼らの仕事。奪ってしまったら消える。恋心は帰ってこない。だけど、稀に、彼のほうが恋に落ちてしまうこともある。そんな犯してはいけない失態は、彼らに大きな意味を与える。』みたいな映像で始まる。ここで流れたのは、確か2013年新春のrouge前にも流れてた音。懐かしいなあ。登場は上手側のマンション下から。rougeのブルージャケット毛皮なし!!(ここ大事!)に黒の細身のパンツ。ワンフレーズの終りごとにちょっと機械のエフェクトがかかって、すごくためる。サビの伸ばすところもエフェクトがかかる。SUMMARYの頃のrougeのように、絞り出すような声や若い無謀さと禁忌で胸がきゅんとなるような切なさじゃない。その続きでもない。全く新しい、恋心を知ってしまった人形の、深い愛という禁忌のrougeでした。これはこれで切ないんだけどね。ワンフレーズ終わるごとにためることで、曲自体の表現が丁寧な印象になってた。ゆっくり、深淵に、愛する気持ち。撮影だからって濡れに行った3年前のふうまくんのことをずっと思い出していたんだけど、今回のrougeは自分ひとり濡れに行くなんてことしないで、雨が降ったならその相手に傘を差しだすような、そんな愛だなって思ったんです。予想、大きく裏切ってくれた。そしてエフェクトが似合ってた!!!ふうまくんの声質、こういうケロ声エフェクトすっごく合うね。また新しい発見でした。


7.It’s Going down
最後口元に手当てて上向いて後光の中下がっていくんですよ。その白い喉がなんとも綺麗でした。


☆コント
全体通じて足をばたつかせてお腹抱えて笑う風磨君が素っぽくて愛しかったです。
1部は宝箱の中に森田って書いてあるムチと手錠が(笑)いかにも風磨ソロ感ありますね(笑)
みゅ「そんな癖はない」とか言っちゃってるし。癖って言い方よ。
そして、樹「みゅうとSM好きらしいよw」に対して速攻で「(受け攻め)どっちどっち?」って訊いた風磨君^^
そして一応ぼかしたのに直後はっきり「受けか攻めかどっち?」と明文化しちゃう樹^^
2部は田中ってかいてあるブリーフ。
それをズボンの上にちゃんと履いてくる樹。
風磨くん「履く順番間違ってるよ~」ってそのツッコミ1部も使ってたね!

ねえねえJKって知ってる?今日本のJKの中ではカラオケが流行ってるらしいよ~じゃあやってみよう!で次に行くんだけど
「JKで前のめりなのはやっぱり20歳の俺がちょっと成長したからなのかな」とか言ってるきくちくんはもうDKではない大学三年生なのね・・・とよくわからない感動をしました。説明しよう!カラオケとは、あたかもシンガーのように歌える云々って説明まろさんちょっといい声になるし、「あたかも」という言葉チョイスがめっちゃふうまくん愛しい。


8.weeeek
カラオケで歌おうーーーってなった1曲目がコレ。跳んだ!大好きなNEWSコンのノリで\もういっちょ/やったらあんまり周り誰もやってなくて寂しかった


9.Jumpin’ up
こちらも跳んだ。思わず手拍子したくなった~楽しかったです。テンションあがる曲はいつどこできいてもテンションあがるけど、それを好きな子が歌ってるんだからテンションの針も振り切れるってもんです。


10.Lucky Man
CRが楽しい。ほとんど知らないはずの曲なのにこんなに楽しめるなんてのはやっぱり風磨と仲間で空気を作ってくれてたからだね。


MC
ソファーにみっちみちに半分以上成人男性が座るかわいさ、その真ん中に自担がいる嬉しさ。もっと前行こうよ~ってじわじわ前に行くんだけど、「このままみんながとめないとそのまま落ちてっちゃう。」って。
一部は、風「後ろの人たちの顔も何もかも全部見えてるし事務所も何もかもばれてる」二部は「顔も見えてるし、みなさんの住所も何もかも知ってる」そうですコワイネ!
一部は主に、
・はぎちゃん髪切った話(「今までの俺がどうかしてた」)
・みゅうと、箱あけてあれ入ってたときどんな気持ち話(風「俺だったらお母さんごめんなさい」森「おれ樹しんじらんねえわ」樹「言うじゃん?でもこいつ裏でじゅったん><って呼んでくるの」)
・増田君サイクロンボーイズ話(風「後ろファッて振り向いたらキーボのまっすーでてきてファンキーモンキーベイビーズかよって」/実は小6~中1のオタクっぽかった時期にバンドをやっててジャニーズとどっちとるかもめた/当時の学生証の写真を見せるためにずっと持ち歩いてる/増「辛くなったら見て思い出してる」)
・さなじい可愛い話(「みんな俺イジるのは良いけど飽きないでね」って樹にばらされてる/昨日グルチャでさなじいって呼ばないでそういうゆるキャラいるからって話が来た/前日砂漠で喉かわく夢見て、起きてそのへんにあるペットボトルの水飲んだら観葉植物用の水だった/真「さなじいがしっぽりきすぎて~」>>しっぽり<<)
・半澤くんのチャックが開いてた話(報告したら安心して閉めようとしないw)

二部は、まず曲終わりもうステージに誰もいなくても「フゥー!」って聞こえるのが気持ちいい、みんな風磨みたいだねって話を安井君や樹がしてくれる。
それから
・風マリ半がじつはゲーム仲間話(マリの持ってるゲームを3人で回してる。半澤君がやってる途中やろうとして、敵のど真ん中でヘリになって狙われまくって結局まけて、他人事のように「あ~半ちゃん負けちゃったよ」っていうマリウス/見学に来た日半樹マリでご飯に行ったとき、半「今日誰みにきたの?おれでしょ?」マリ「ううん、フーマ!」(最近アメリカンな呼び捨て方針を採用しているらしい)/総じてマリウス可愛いで終わった)
・安井君と高地君が一緒に帰った時の話(安井君曰く、高地君が「いやー今日風磨いい顔してたわー、心なしか肌ツヤがいい」と言ってたと。いい仲間がいてよかったねって嬉しくなったひと時。)

などでした。サイクロンボーイズもあったし相変わらずのさなじいもさなじいで、さなじいのテーマソングを口ずさみながらソファの裏からさなじいがでてくる実演怖かったw

途中でふうまくんお着替えに。

MCは、内輪ノリになるのかなって思ったら全然そんなことなくて。ひとりひとりに話を振って、キャラを掘り下げていくみたいで聴いてて楽しかったですほんっとーに。



11.Sugar and salt
捌けてくJr.のなかぽつんと残るふうまくんかわいかった。
さびしーななんて言って。そんな寂しい気持ちのまま座ったソファ、机の上に写真立てがあって、「この写真なっつかしいなー」って言いながらイントロがかかり曲へ。
rougeの愛を知ってしまった人形くんの続きの物語としてのこの曲なのかなって思ってる。
歌詞の意味、『君の愛を感じたい 凍えてる』なんて、愛を知ったからこそその喪失感、渇きが分かるようになった人形の、愛への飢餓感そのまんま。
これも初めて聴いたけど心地良い音楽でした。櫻井パイセン良い曲歌ってらっしゃるね!


12.Maybe
こちらも初めて知りました。前の曲との接続が巧すぎていつの間にか曲が変わっていてびっくりした。
『I just wanna fall in love again.』と、再びそれでも恋をしたいと願うわけで、
rouge(恋心を知る)→Sugar and salt(恋心喪失の自覚・飢餓感)→Maybe(また恋がしたい<心の定着?>)
の流れ、本当に良くできてる...!


13.WONDER
イントロでかなり身構えてしまった(お察し)けど、真っ白い、ちょっとフェミニンなロングシャツを着てきた安井君と青と赤のライティングの中で歌うWONDERは、良い意味で私の記憶していた景色や音やイメージと全く違ってほっとしました。実際に目の前で二人で歌ってるからかな。確かに混ざり合っていく、化合していくような。歌詞は一番初めの仁くんパートを風磨君→2番の仁くんパートを安井くんって飛んでそこから最後まではそのままだったかな。全然コーラス入って無くてひたすら二人の歌声だったから余計オリジナリティが出てました。これ、後から歌詞確認していた時「Let's start off by saying hello」のとこ入ってたら伏線怖すぎだろって思ったけどここは流石に省略されていたwたぶん。それでも、ここでレッツパーティ恋をしようよ、な曲を持ってきたのは物語がブレなくて花丸!!


14.Hello
これ大好きと直感的に思った。純粋に、風磨君のソロとして大好きな曲になるかも。風磨くんの中にアイドルとしての彼がどうあるかが分かってきたところで、この曲はそれを最大限に出し切ってて。イントロの振りがかわいくて(しかもみんなでやれる)、一人でどうのこうのやるんじゃなくてみんなで盛り上がってワーイってやる(しかもパリピ感がない)、風磨くんらしさを会場に向けても届けてくれたような気がしました。


Jr.コーナー


・Love is…
増田君めっちゃ歌うまくて感動しつつ、どうしても頭の右奥あたり片隅に「サイクロンボーイズ」の単語が浮かび上がってきてダメでした。ごめんね。


・PARTY MANIACS
本編関係なくブチあがりました。最高かよ...!もはやClub TDCだった。うぉーううぉーうのところでペンライトを回している人が少なかったので意外とWESTと掛け持ってる人とかWESTいった人は少ないんだなという気付き。


・Believe
樹のラップ部分から入るからはじめ何の曲かわかんなかったけどこれはあの懐かしの。
みんなが知ってる曲ってやっぱ強いね。


15.キング オブ 男!
風磨くん甚平姿でうちわ仰ぎ仰ぎ登場(右耳かけ!!!!!カワイイ!!)、彼女とお祭り設定かな?射的うまかったんですなんて話をしてくれる。小さいとき射的でとったバトミントンセット今でも置いてあるみたいなこと言ってたような。物持ち...!話しているうちにJr.も出てくるんだけど半澤www裾がめっちゃ短いwwwww足の毛気にして剃ったとかバラされてるしもう楽しいなー。樹は例のブリーフ履いてきて、安定の「履く順番間違ってるよ」言われてました。コントが入ってからのこの曲へ。
ひっさしぶりに聴いたけど思いっきりやられると楽しいね。
元エイト担の方曰く「い!ど!め!よ!」あたりの下からの持ち上げが足りなかったらしいw


16.SUMMARY
イントロかかった時点でこの曲は...!?まさか...!?おれやったことねえよ~とざわつく風 is a Dollのみなさん。風磨くんの「大丈夫俺やったことある!!」が頼もしく響いてた。飛ぶか!?飛ぶのか!?と思わせておいて跳ばない大好きな芸風で大爆笑でした。しかも風磨くん、地上の癖に手を広げて外向いてめっちゃ飛んだ感出してくるからもう最高に笑った。夏に聴くサマリー最高!


17.Oh yeah!
個人的にこれのる曲!の印象が染みついている*1曲なのでそれがまたできたことがうれしかった。オーラスでは、「この夏を、忘れない夏に、みんなと一緒にしてぇーーーーー!」って大声で叫ぶ風磨君。めちゃくちゃ青春だった。せつなくて、淡くて、濃度高くてあつい。こんな青春と夏の時間がもうすぐ終わるんだなってこの叫ぶ風磨君みてたら実感できてきて。泣きそうになったけど今しかない時間めいっぱい盛り上がりたい!って気持ちで必死に盛り上がった覚えがあります。「自転車の後ろに~」の合唱、知らない人には難しかったんじゃなかろうかと思ったけどエンディング共有してるみたいで楽しかったよ


18.ひとりぼっちのハブラシ
マンションの3段目あたりに登場するふうまくん。アカペラでワンフレーズ。もうこのとき声限界きかけてたし、泣きそうだったんじゃないかなあって最終日は思いました。スタンドマイク最高!


19.僕の恋愛事情と台所事情
優しい時間でした。ここもあの新しい歌い方が堪能できてよかった~。お口が横ににかって開くのがめちゃくちゃかわいい。そろそろアイラインがとけ出す目じりも涙袋も愛おしい!!


20.リリック
まさかリリック選ぶとは!「あなたが笑うと、世界は輝くんです。」なはらちゃんを思い出すだけでもあたたかいのに、振り絞って歌うふうまくん。ジャケット脱ぎ捨てて白いタンクトップで、マイクをスタンドから外して、力込める込める。掌を広げて正面に広げてみたり(某オクロックのMVでよく見るやつ)。両手ひろげて後ろ向いたり。光の中に浮かび上がる背中がもう愛しすぎた。バンドの中心に立って光を真ん中で浴びる風磨くんをみていると、どこかの世界にあったかもしれないバンドマン菊池風磨君を見ている気持ちになって、あのバンドが小さな箱でやってたときから追いかけ続けて武道館行ったときにアリーナの一番後ろから見て泣きたすぎ!!!!
届いた。生身のふうまくんの歌声とか歌に込めた想いとか。
全体通してセトリ振り返ると、機械音やエフェクト、パーティー感のあった最初のほうの曲から、最後はバンドで渾身の力振り絞って声出して歌う曲が増えていったのはやっぱり、人形→人間の表現なのかなあ。


21.Tw/Nty

リリックで心の奥の方が熱くなって、その熱さのまま挨拶へ。
1部では、周りへの感謝、それから今の自分の道の話でした。前の記事にも書いたけど、ジャニーズに入って無かったら、セクゾンのメンバーやこの仲間と出会ってなかったと思うと「...怖いですね」っていった風磨君が本当に好きでした。怖いってすごいよ。私は言えない。信じられないとか、ありえないとか、そんなありきたりな言葉でしか言えない。そうじゃなくて、少し溜めて言葉を探した時「怖い」を選んだ風磨君が大好きでした。ここでジャニーズに入って無かったらって話をしてくれたのも、その分アイドルとしての自分の自覚があるんだなとかさあ。もともと人生を分岐の連続だって思ってる私はこれについて早々に

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こんなつぶやきをしたら二部で

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こんなこと言っててびっくり。選択肢。そうなんだよね、人生、選択肢と分岐の連続で。
正しいとか間違ってるとかよりも、仲間に恥じない方をって選んできたものの結果いまそこに立てているのは、つまりいい仲間に囲まれて生きてきたってことなんでしょう。だからこそここでそんなこと言ったんだろうなぁ。
あのTDCのことを「何より、夢のまた夢のような空間です」っていったふうまくんもとっても風磨君だった。
「周りのみんなに感謝しながら、一公演一公演噛み締めてやってました。」
Jr.についてくれた仲間のことも、中には先輩だっているし「俺がこういう形でメインでやるってなったときに本当に支えてくれんのかよ」って思いつつお願いしたら快く引き受けてくれて嬉しかったって正直に語るふうまくんはまっすぐでした。
途中で泣きそうになっておたくが察しかけても、「大丈夫俺ハタチになったから。」って。
頼もしくて。知らないうちに、大人の男になったんだなって思って。
なのに、
「終わりたくないんですよ。ずっとしゃべってたい。そしたらこの時間も止まるのかなって」
なんて、だだっ子みたいな、おとぎ話みたいなことを言う風磨君。
風磨君だけじゃなく、会場にいるみんながきっとこの時間を終わらせたくなかったと思う。
終りが見えてきたからこそ、終わらせたくなかった。時間、私だって止めたかったよ。

ほんと泣いてねぇから!っていいながらもうギリギリの風磨君、やっと机にところに行って歌おうとするとそこに風 is a Doll?からの手紙が。
今は読めません、なんていいながら読み始めるふうまくん。「俺オヤジに人前で泣くなって言われてるんですよ」って言うけどもう泣いてる、顏くしゃくしゃで鼻赤くして、読んでる手紙もつまりつまり。会場中、そこかしこから「風磨がんばれ!」「がんばってー!」ってたくさんの頑張れが飛んで。
暖かかった。
このメンバーでやれたことの話、リハーサルもなかなかそろわなくて大変だった話。
そうだよね、みんなそれぞれサマステもあっただろうし。
だけど手紙の最後はこんな言葉で〆られてた。
「俺らも負ける気ねえから」って。いい仲間を持ったねえ、本当に。
ある意味、対等じゃないふうまくんの後ろめたさを対等に自らを引っ張り上げると決意表明することで消してくれる仲間。
最高だと思います。
ぐしゃぐしゃになりながら、「言葉になんないから、歌います。」
と歌い始める風磨君に歌があって本当によかった。風磨君がアイドルで、自分で歌詞を書いて発表できるような立場にいて、それで歌える、そんな場があってよかったと心から思いました。

それで、最後、SexyZoneの写真がスクリーンに映し出されるとき、マンションの上のほうで言うんだよ。
「俺の仲間が出ます!!!!」
って。
泣く、泣きます。泣きました。

今回から、その前にBIの写真も出るようになってて、1部でそれを知りました。むしろなんでセクパワの時でなかったんだろうと思ってた勢としては純粋に嬉しかった。BIのこと、まだ吹っ切れてないんだろうなって思いながら観ていた時期はいろいろ切ない思いもあったけど、新春のララリラ聴いて、いろんなインタビューで心境の変化も感じていたから、過去のアルバムの中の一枚、大事な時代のことをみせてくれる彼が愛しいと思う。


22.My Lovin’ Season
一旦幕引きしたステージから、涙拭いて出てくるふうまくん。
「1mmも泣いてないですから、汗です。」って。もう全部バレてるよ!二千数百人の目が泣いてる君を見てたからな!
もう、ほんっとかわいい。
この曲は本当にこのコンサートの為にあるんじゃないかと思うくらい、エンディングにふさわしい曲でした。
風is自体が夏という季節を還元濃縮してつめこんだようなものだし、その夏の終わりを惜しみながら思い出やこれからの話をするこの曲は、風isそのものでした。これだけアツいものを見せてくれて、最後がこんな夏の夕焼けのような夕焼けオレンジの光、寂しい気持ちと満足感と適度な疲労感を運んでくれる曲で終わるって、バランスが本当に良い。マイラビの柔らかい歌声、大好きだなって浸りながら、「アルバムに残らないから素敵なんだ」に頷きながら聴いた曲でした。


ED
2部、「最高だった?」って問いかけてくれる風磨君。
「俺も最高でした。もう、このままどうなってもいいと思うくらいでした。
でも、もっと先があります、もっともっといいライブ作ります。
もっともっとすごい菊池風磨になりますから、だからみなさんついてきてください。」

観客の立場で、この最高をどう処理していいかわからないくらいなのに、これを作り上げた本人としてこれからの話、この先の、これ以上の話ができる風磨君は確かにプロだと思った瞬間。

風isの楽屋MOVIEをけらけら笑いながら観てアンコールへ。


EC1.Ho!サマー
やっぱこれ聴かないと夏じゃないね!!!客席登場だったからあんまり見えなかったけど、流石の選曲で音だけでも楽しめました。
二部、2バルで風磨君きたんだけど、立ち見の方たちが通路側に押し掛けた結果将棋倒しになっちゃって。それをスタッフに止められながらも起こしてあげてた風磨君優しい風磨君だった。。。あと控えめな男ヲタさんに自分からハイタッチしに行ってた安井君の男気!


EC2.言葉よりも大切なもの
「あなたよりも大きな愛は、どこにもないんだよ」って風磨君のことだ。

ここだったかな、
最後のあいさつで、「みなさんも俺の支えになってるんですから、自信持って、胸張って生きてください。」って言われたのがぐっときた。
いつも背中押してくれる風磨君だけど、今回は逆に、「俺の支えになってる」ってこちら側に存在理由をつけてくれたのが。
自信なくしてばかり、否定ばかりを食らう日々だったから、こういわれるとさすがに嬉しかったなあ。


W-EC1.Sexy Zone
W-EC2.Sexy Summerに雪が降る

ダブルアンコで満を持してセクゾンの曲持ってくる風磨君サイコーに天才だと思う、思います。
ここできちんとグループへの還元を見せてくれると、やっぱりほっとする。
このイントロもやっぱり好きだし。
セクサマで終わったのなんで?って人も居るかもしれないけどやっぱり夏のTDCとセクサマは切っても切り離せないししっかり5人だった曲ってここまでだったから(ジャケ写格差あったけど)、そうだよね、って思いました。


最後はみんなで手を繋いで、風 is a Doll!って叫んでおしまい。
まさか初めて会場で手つなぎやらされるのが自担のソロコンとはwww
でもまあ、それも良い思い出で、アリーナの端っこの子とステージ上のJr.も手を繋いで、これでみんなひとつですって言われたら繋ぐしかないよなって。
楽しかったです。

最後までなかなか拍手が鳴りやまなかった。
自然と拍手を送りたくなる、最高の時間でした。


忘れられなかったあの夏、が、この夏になりました。

今度は5人で!また、あの夏を作ろうね。

*1:数年前某フェスのDJブースでダイノジ大地がかけてくれてブチ 上がった