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Root

MURMUR SZ
揺らがない自分を探したくて過去へ行った。今の始まりの私は延長した自分だったのか。ただの主観でもいい、その回答を得たかった。延長したならそれはそれで悲しみという結論が出せる。そうでないなら、また別の次元で私はこのままでいられる。根幹が揺らいだことが苦しい今、とにかく、今のセクゾンの五人が好きな気持ちの始まりを確かめたかった。そうしてまず見たものがJJLのノクノク。今まで気づかなかったこと、ふうまくん、イントロの指パッチンと片足でみんながリズムとっているとこ、両足で、両膝曲げて取っている。空気椅子みたいになってる。めちゃめちゃ笑った。さすがだわ天才だ。なんだ、君も泣いてる時笑わせてくれるクラウンだったのか。次に、Sweetzを本棚から引っ張り出した。めくろうとしたら涙でページとページが貼り付いてるところがあってパリパリしながらページをめくった。「同じ時間を生きたあなた」。この言葉にもう一度ちゃんと対面したかった。それは、発売当初にそれを手に入れてデビュー決定〜1stコンという同じ時間を生きた人々への言葉でもあれば、もっと未来へと向けた、発売されて何年か後に再び表紙をめくる誰かへの言葉でもあったように私は思っていた。案の定、あれから時が経った今、あの時以上にぐっときてしまった。年は経た(まあ、といいつつ一年半そこそこではある)けど、同じ時間、これが発売されたときの怒涛の夏の暑さ、熱さを含めたあの時間を確かに共有していたと。そんなことを思い出した。それが大事だった。始まりはもっと早かったけれど、あの時期、自分の色んなことが固まってきてた時期だったから。わたしの揺らがない今探しの突破口はまたこのふうまくんの言葉だったみたい。ここでの5人の対談は、まだ下3人が敬語だったり、多くのJr.のひとりではなく、ただひとりのメンバーと呼ばれることへの新鮮な感動だったり、そうちゃんと僕は友達だから仲良しだもんねーってマリに、仲良しこよしだけじゃだめだなぁって言ったそうくんであったり、あのとき忘れたくないと思ったはずなのに、当たり前の世界で忘れそうになってた言葉があった。冠番組、かなったよ。ツアー、回ったよ。次はドームだね、なんて、「夢」のチェックリストを未来人の立場で勝手に埋めてく楽しみも。ふうまくんはまだ、もがいてたみたいだった。自分に自信を持ちたいって言ってた。そこから、日経エンタに。またページに円の形で濡れたものが乾いた跡。パリパリ音を立ててめくる。自信がまだないふうまくんの話を読んだ後だと、その一年半越しのテキストでも、ふうまくんの覚悟のところは、メンバーの一員であることへの自信がついたってことなのかもしれないなと少し思った。長い葛藤だったね。しんどかっただろうなぁ。でも、逃げないふうまくんでよかった、君は賢いなあと、もう何度思ったかわからないけど、やっぱりふうまくんは聡い。菊池君が覚悟を語る反面、健人くんはこの誌面では少し不思議な立ち位置にいた気がした。次へ次へ前進するけんとくんには、メンバーにも、もちろん到底我々にも見えない世界がもう既に広がってたのかもしれない、なんて思いつつ、不思議だった。脳裏に浮かぶ具体的イメージでいえば、小学校の登校班の班長。旗持って先頭を歩いてたんだけど、後ろに続く一年生から六年生の残りがやけにおとなしいなあって振り向いたら全然見えない後ろにいて、ハッとしたときのあの感じ。あくまでイメージで、前後ろに優劣はないんだけど、これ以外うまい例えが私の脳じゃ思いつかない。そして、ラストに手にしたのがテレビジョンCOLORS。紅白後の5人。5人にしか分からない緊張の瞬間を経験したって健人くんが言った。それがなんか嬉しくて、あー、大丈夫、みんな一直線上だ。と。最強で最高だ。他の細かいところも最強で最高なんだけど、5人にしか味わえない緊張の世界の存在が素晴らしくて、唯一無二さを実感。


こうやって時系列で連続で追うことがやっぱり楽しかった。ひたすら同じ時間を生きたかった、これがきっと今の私のもとにあったのだと思った。思えた。想いは延長線上にあったものじゃない。無理やりでも結論を出した。何故か今とてもすっきりと、たまっていた澱が、消えていく。こうしたかったんだと思う。したいだけじゃ無理だから、思い出して、確認して、理屈で固める作業をしたかっただけなのかもしれない。それでも、これでいい。最新が最高の5人。未来はきっともっと最高の5人。夢を見させてね。